2007年04月01日


雲は天才である




石川啄木の小説に『雲は天才である』という生前未発表のものがある。
実はまだ読んだことがないのだが、ちらっと見た感じだと、
学校生活のような情景が描かれているようだ。
なにより、タイトルが清々しい。

本当に雲は天才だと思う。
雲を扱った本や絵画や写真はたくさんあるけれども、
きっとその変幻自在な身なりに、
ときには雷を伴うもの、消えそうなくらい薄いもの、
きれいに並んだ群れなど、どれひとつとして同じものはない。

空を飛べたら―という願いと同じくらい、
雲になれたら―と思うことが今でもある。

だから僕の名前にも「雲」がある。

祖父母は島根の出雲に住んでいる。
出雲大社にはいつも参拝しているので、自信を持って「私は信心深いです」と言える。
近くに『旅伏』という小さな駅がある。「たぶし」と読む。
旅伏山に由来し、「出雲国風土記」にも登場する地名。
旅の神様で、戦時中の武神でもある。

小泉八雲でも知られる出雲の枕詞「八雲たつ」

山地なので本当に雲が多い。おそらくそれでついた名前が「出雲」なのだろう。
八雲たつ出雲から旅伏のご加護の元、旅立ったデキソコナイ、
それが僕ということ。。。

行雲流水の如き人間には、なかなかなれない。

知っている限り、雲に由来する行雲流水な人物は、
『北斗の拳』に出てくる「雲のジュウザ」である。


わが拳は我流 我流は無型 無型ゆえにだれにも読めぬ


【 ジュウザ in 『北斗の拳』 】


幽☆遊☆白書の酔拳モヒカンとは違い、
自由と変幻自在の中にちょっと品格がありますかね。

ラオウの黒王号にも乗れてちゃったことにも惚れる。

まぁジュウザを語ると言えばやはり…


おれは雲 おれはおれの意志で動く ざまあみたかラオウ
おれは最期の最期まで 雲のジュウザ!!


【 ジュウザ in 『北斗の拳』 】



号泣。
あんな人にはまずなれないけども、生き様として尊敬するし、見習いたいところはたくさんある。

『雲』

事象としての雲には触れなかったが、そこから導かれた人間の一片が事象以上にその存在を教えてくれたように思える。




posted by 深峰 旅雲 at 23:45 | Comment(0) | TB(0) | 今日の言葉 in 【一文字】
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