2007年04月09日

ナポレオン・ボナパルトくん【2】   〜四千年の歴史が諸君を見つめている


Soldats, songez que du haut de ces pyramides,
quarante siècles vous contemplent.



兵士諸君、ピラミッドの頂から、
四千年の歴史が諸君を見つめている。

【Napoléon Bonaparte】



せっかくなので、ボナパルトくんシリーズ第2弾。
これも有名だね。
1798年7月21日、エジプト遠征のおいてギザのピラミッド前での言葉。

僕は「4千年の歴史が我々を見つめている」で覚えてたけど、
vousって難しいよね…。

とにかく、この言葉はなんともファンタジックなんですよ。
ロマンチックというか、この言葉を聞いた瞬間に、その世界にワープできるかのような。
やっぱり政治家と軍人は演説が達者じゃないとダメですね。





posted by 深峰 旅雲 at 00:46 | Comment(0) | TB(0) | 今日の主人公

2007年04月08日

ナポレオン・ボナパルトくん【1】 〜Impossible n'est pas français.


Impossible n'est pas français.


余の辞書には不可能という文字はない

【Napoléon Bonaparte】



dico(ディコ=辞書)ないやーん!
そうなんです。
ないんです。

直訳すると、

不可能という言葉はフランス語にはない。

なんとも語呂が…。

いいの?それ?
実際より態度デカく扱われてるわけじゃん?

でも、オノレじゃなくとも

「俺=フランス」

であれば、こう言ってもおかしくない。
つまり、

「フランスの象徴はオレ様」

と聞こえなくもない…?
または兵士を鼓舞して

「"できない"なんて言うやつはフランス人じゃねぇぜ」

とか。
とりあえず、超アグレッシブで挑戦的な訳し方は、
ボナパルト的にはOKらしいよ。
むしろそれくらいじゃないとできないよね。

「も〜ぅ じゃん!じゃん! 革命やっちゃってスィル・ヴ・プレ」

ぐらいのノリかもしれないっすね。

さぁ、みんなでIMAGINEしよう!
あのサン・ベルナール峠を越える
白馬に乗った紅いマントのボナパルト君を。

そして彼は言うのだ

「辞書持ってこい辞書!
『わかりません』は通用せーへん!」

♪Imagine there's no IMPOSSIBLE
 it's easy if you try 〜

…すみません。
オイラの高校のときの担任兼英語のA先生の口癖です…。

妙にこの先生のことを思い出してもーて。



参考サイト:カナでいこう!パリの本音フランス語「カイエ・ラルゴ
posted by 深峰 旅雲 at 23:50 | Comment(1) | TB(0) | 今日の主人公

2007年03月29日

夏目漱石

大学時代にオイラが講義で聴いた雑談で印象に残っているものに
夏目漱石のエピソードがある。
(もしかすると細かいところは本で読んで知ってるのかも…)
著書の名言もぼちぼち載せていく予定だが、
僕が漱石を読もうと思ったきっかけでもあるのでそのエピソードを紹介したい。



真鍋嘉一郎という人がいた。
1878〜1941年という激動の時代を生きた医師である。
日本の物理療法の草分けとして知られていたそうな。
その真鍋が松山中学時代に出会ったのが、かの夏目漱石である。

英語の新任教師として赴任してきた漱石の授業中のこと、
真鍋が漱石に対して「辞書と違う」と漱石の間違いを指摘したとき
夏目金之助(漱石)先生はこう言った。


辞書が間違っている。直しておけ。




慌てず、そのまま授業を続けた漱石の大きいこと!

後に真鍋は漱石の主治医になり最期を看取ったそうな。
本当に敬服したのでしょうね。

松山中学ののち、漱石は東京で大学の英語講師となる。
その授業中に出てきた言葉が

"I LOVE YOU"

それを学生がこう訳した。

「我汝を愛す」

現代で言うなら「私はあなたを愛しています」だろうか。
不自然だけど気にしない、今でも英語の授業中によくある光景である。

そのとき、夏目金之助大先生はこう言った。


日本人はそういう無粋なことは言わないものだ。

そんな時は「月がきれいですね」とでも訳しておくのがよい。




明治のいわゆる文明開化が進み
海外から多くの文学が輸入される。
漱石はその翻訳にも尽力していた。
そんな彼らしいエピソードだと思う。

この2つのエピソードを通して、
今まで文字とお札でしか知らなかった人の名前「夏目漱石」が
ちょっと短気でロマンチストでナルシー&ナイーブな
チョイ悪オヤジに見えてきたのである。
(事実はどうかわからないが僕にはそう思えた)

やっぱり生きていた人なんだなぁと実感。

国語の時間に読んだ「こころ」を読み返そう、と
帰り道に自転車こぎながら思った。

こういうことは小説を読んでるだけではやっぱりわからなくて、
知ると読むのが楽しくなる。新しい見方ができるようになったりする。


ちなみにその授業では二葉亭四迷のことも触れた。

二葉亭四迷は、"I LOVE YOU"を

「あなたのためなら死んでもいい」


と訳したとか。


…大学楽しかったなぁ…
もっかい授業三昧の生活したいなぁ。
授業が楽しかったなんて、幸せだよねぇ。



出口汪先生のこの本は読んだことないけど、
受験でちょびっとお世話になったので
読んでみたいリストにしている今日この頃。
posted by 深峰 旅雲 at 23:11 | Comment(2) | TB(0) | 今日の主人公

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